私は高校教員をしていた３０代後半の頃、右肩が四十肩になり、チョークを持つ手も肩の高さから上がらず、ピン球も投げられない状態となりました。

　スポーツリハビリの先生や整体・鍼灸の先生にも診ていただきましたが、いっこうに改善せずにいました。そして、いつも左手で右肩や右僧帽筋、首筋周辺を揉むような習慣がつき、このような状態が６年間ほど続きました。

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　ところが空手道のある月刊雑誌に「足もみ（足医術）」の記事が載っていました。それを半信半疑で自分の足に施したところ、その痛いのなんの！

　これは効果があるのではないかと思い、毎日、その痛みに耐えながら足のゾーン（肩甲骨）を揉んでいたところ、３日目にその肩の痛みが軽減していることに気がつきました。

　「これはひょっとして・・・」と意欲が出てさらに頑張って揉んでいると、１週間後には右肩の痛みが嘘のように消えていました。そしてその後、右肩は完全に元のような状態となり、子どもとキャッチボールまでできるようになりました。そのうれしかったこと！

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　それ以後、いろんな本を買いあさり、見よう見まねで家族や知人に足もみを試してみて、自分でも驚くほどの成果がありました。そして多くの人に喜んでもらえました。